どうもゴムハヤシです。
前から看板を見て前から気になっていた「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」という新橋にある変わった名前の蕎麦屋さん。
とうとう行ってきました!
結果から言うと、アリです!ウマい!
スポンサーリンク
[toc]
「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」って何?
新橋、新大久保、池袋に存在している新しいタイプのお蕎麦屋さんのお店の名前です。
これまたインパクトの強い名前の「カレーは飲み物。」というカレー専門店の系列のようです。
お店の場所
場所は新橋駅の「汐留口」を降りた向かいのビル、「新橋駅前第一ビル」の中の1階にあります。
なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。 新橋店
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前第一ビル
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13200911/
店名でググってみましたがお店の公式のホームページは無さそうですね。
第一印象は嘲笑から
最初にこのお店の看板を見たとき、なんだこのふざけた名前は!?と嘲笑しました。
ただ、この名前、ものすごくインパクトがありますよね。一度は嘲笑していたもののいつからか頭から離れず近くを通るだけで気になり始めました。
いよいよ入店する時が
蕎麦が食べたいなぁ〜って思う時ってわざわざ冒険してまで蕎麦を食べたいわけではなくてツルッと手軽に小腹を満たしたい時なんですよね。「小諸そば」か「富士そば」あたりが失敗することもないし無難。
気になってはいたものの、「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」が蕎麦を食べたい時の選択肢に入る機会がなかなかありませんでした。
しかしある日、ちょうど小腹が減ったときに店の前を通るとアノ看板が私に「試しに食ってみろ!」と訴えてきたのです。
「蕎麦なんて余計なことせずにつゆで食べるのが一番ウマイに決まってる。これでマズかったら笑ってやろう」と思いながら騙されに行く覚悟で店に入りました。
気になるメニューと値段
店に入るとすぐに食券販売機が立ちふさがります。店内をチラ見するとそこまで広くなく満席でした。
私の後ろにも人が並びます。優柔不断の私にとってまだメニューすら把握していない状態で後ろに並ばれるのは焦りしか感じません。そんな状態で選ぶなんて不可能です。
後ろの方に一度順番を譲りました。
「食券機の上の方のボタンがその店のおススメメニュー」という話を何処かで聞いたことがあります。
しかしその場所に構えているメニューは「肉そば 890円」。残念ながら冒険で890円出せるほど私のお財布は厚くありません。
まずはお試しの意味を込めて一番安いメニューを探します。
「ぶっかけそば 550円」。
これだ!
写真で見てもなかなか美味そうだし最初にしたらこれが無難なんじゃないか?ということでコレに決めました。
「麺大盛り 100円」とありますが石橋を叩いて渡る派の私はとりあえず普通盛りでいかせていただきます。
生卵も天かすもガーリックチップ入りラー油も蕎麦湯もすべて無料
店内に入りカウンターに座ると色々な説明が書いてあります。「生卵無料」。
タダと聞いたからには迷わず入れないと。
楽しみです。
実食
期待しているからか体感的に5分以上待った気がします。ようやく私が頼んでいた「ぶっかけそば」が来ました。
かつお節、ネギ、刻みのり、ゴマがふんだんにかかっています。申し分ないくらいウマそうです。そして何より普通盛りで頼んでいたのにボリュームがあります。
まずは何も足さず一口
いつもなのか今回がたまたまそうなのか初めて食した私にはわかりませんが、麺はかなり硬めに感じました。私は硬めが好きなので全く問題ないのですがそれでも少し硬いかな、という印象です。
ラー油は辛いというよりも甘い風味が鼻を抜けます。そしてたっぷりかかったゴマと刻みのりの風味が口いっぱいに広がります。
言うだけあってラー油がすごく蕎麦を引き立てています。
蕎麦とラー油、合います。
無料トッピング天国
何も足さなくても充分ウマいことはわかりました。しかし、タダと聞いて入れないまま帰るなんて「据え膳食わぬは男の恥」が性分の私にはそんな真似とても出来ません。
ここで生卵と天かすを投入。
生卵がラー油の甘辛さを更にマイルドにし、天かすのジャキジャキ感が更に食欲を駆り立てます。これがタダというのはとても良いサービスです。
最後は蕎麦湯で締める
今までぶっかけ蕎麦というとつゆ以外で味わったことがなかったし、ラーメンじゃないのにつゆになにかの調味料を足して蕎麦を食らうことは邪道とまで思っていました。
ところが今回一口目から最後までまるで新しいジャンルの小説を読むような感じで最初から最後までスルっと食べきってしまいました。
そして入り口付近に蕎麦湯が用意されているので歩いて入れに行きます。その横にはダシの粉が置いてあるのでそれを二振りほどしてみました。
これまた美味い。また違う料理を締めに出されたような感じです。飲み終えた後少し余韻に浸ってから静かに席を立ち店をあとにしました。
まとめ
中国が発祥のラーメンは日本でアレンジされまくって今や一つの文化にまでなっています。
そして〇〇系が最強だの〇〇系はダメだのラーメン戦争に発展するほど色々な種類が増え続けています。
一方おそらく日本料理であろうこの蕎麦という料理は暖かいのと冷たいのと違いがあれどどこの蕎麦屋に行っても大抵はほぼ同じようなメニュー、値段にも差はありません。
それ故に安心したクオリティで大体想像通りの味が保証されています。
今回、一番安いメニューで様子を伺ってみましたがそれでも私には今回の「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」での体験は私の中に蕎麦にたいしての新しい可能性を感じました。
次回は「肉そば 890円」にも挑戦してみたいと思います。
これを蕎麦界にとっての冒涜(ぼうとく)と取るか革命と取るかはみなさんの舌で判断していただければなと思います。
是非お試しあれ。
今日もお付き合いありがとうございました。
スポンサーリンク